あらゆる方面から、
営業担当のSwitchをサポート。
會川- 私は販売管理部に所属しており、営業担当が契約してきた案件の受注や売上管理、商品の発注、発送、契約書管理などを行っています。皆さんとは同じオフィス内で仕事をしているので、なんとなく業務内容は把握しているのですが、せっかくの機会なので詳しくお伺いしてもいいですか？
長谷部- エフティグループって数多くの職種があるので、他部署の仕事まで詳しく知れる機会ってあまり多くないですよね。私の仕事は、會川さんがされていることとほとんど同じなのですが、対象が自社の営業担当ではなく、加盟店様になります。全国の加盟店様が契約してきた案件の受注や注文、売上の管理、加盟店様への支払いなどが主な業務ですね。
佐藤- 私が所属する情報システム室は、グループとして導入する様々なシステムの検討、購入、運用などを行う部署です。その中で私は、社内ツールやサブシステムの開発を手がけています。一例を挙げますと、たとえば會川さんや長谷部さんも使用されている見積もり作成ツールや、営業部門の方々が業務管理を行うためのシステムなどですね。
- 長谷部
- 見積もり作成ツールも佐藤さんが手がけられたんですね！作業が簡略化されてすごく助かっています。
- 佐藤
- ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいですね（笑）。今さら説明していただくのも恐縮ですが、辰村部長にも仕事内容をお伺いしても宜しいでしょうか。
辰村- もちろん（笑）。私が所属している人事総務部は、名前の通り人事部と総務部が一緒になっている部署です。業務内容としては、総務、給与、人事情報の管理などを行っています。「管理」というとなんだか偉そうですが、目的は現場の状況を把握し、問題があれば改善していくことで、社員全員が働きやすい環境をつくることです。
- 長谷部
- 同じ会社でもやはり部署によって仕事はまったく異なりますね。エフティグループは営業職が主体の会社になりますが、私たち内勤スタッフはある意味一歩引いたところから冷静に彼らを見ている立場だと思います。辰村部長から見て、若手の営業の方が成長したなと思う瞬間ってありますか？
- 辰村
- そうですね。私たちの部署は電話で営業部内の方々とやりとりすることが多いのですが、サブマネージャーくらいまでポジションが上がるとガラっと話し方が変わりますね。きちんと部下を持って、「営業」という仕事に本気で向き合いはじめると意識が自然と変わるのでしょう。どうしても学生は、「販売」と「営業」を混同しがちです。学生時代にアルバイトで販売業をやっていたから、営業職に向いていると思って入社してくる人もいるのですが、販売は来てくれたお客様への接客がメイン。しかし営業は、興味のない人を惹きつけるところから始めなければなりません。接客力や提案力など、複合的なチカラを身に付けなければ成果が出せないため、自然と立ち振る舞いも洗練されてくるのだと思います。
- 佐藤
- 私も休憩室などで新人の営業の方に会うことがあるのですが、最初は上司から指示をもらってばっかりだった人も、入社１年後には部下を持っていたりしますからね。若手の成長は端から見ていても嬉しいですよね。
- 會川
- 私は契約書の処理も行うので、ダイレクトに彼らの成長を感じられるのですが、やはり努力している人は伸びるのが早いですよね。上司や先輩と一緒にトークの練習をしたり、人より早く出社して勉強したりしている人は、契約書の上がってくる量がどんどん増えていくのでビックリします。
働きやすい環境づくりのために、
自分たちにできること。
- 佐藤
- 社内で多くの人が使用するツールを手がけているので、ミスはできないというプレッシャーはありますね。大げさかもしれませんが、私のミスで社内の業務がストップしてしまう可能性もあるので…。実際に皆さんにご使用いただく際は、細部までチェックしてからリリースするよう心がけています。
- 長谷部
- 私は主に加盟店の事務の方と仕事を進めることが多いので、彼らがスムーズに仕事ができるような環境づくりを目指しています。ただ、そうは言ってもエフティグループの一員として働いていただくためには、自社のルールや決まりごとも守っていただかなければなりません。加盟店様には加盟店様のルールもあったりしますので、それを納得していただくための説明が難しいですね。
- 會川
- ルールが大変という意味では私も同じです。エフティグループの決まり、グループ会社の決まり、そして法律と、仕事には守らないといけないポイントが多くあります。せっかく営業の方が頑張って取ってきた契約が無駄になってしまってはいけませんので、規律違反や書類不備については厳密にチェックするようにしていますね。
- 辰村
- 営業の方が営業に集中できるのも、會川さんたちがしっかりと契約書を管理してくれているからだと思います。不備があった場合には役職が上の人にもビシッと言うのですか（笑）？
- 會川
- もちろん言います。契約書に関しては営業の方よりも詳しいという自信があるので、相手の役職に関係なく「これではダメです」ときちんとお伝えします。もちろん嫌がらせではなく、契約を問題なく成立させるためですよ！でも内心、上の人と対等に話せるのがちょっと気持ち良かったりもしますが（笑）。
- 辰村
- 言うべきことは遠慮せずにちゃんと言う。それも大事なことだと思いますよ。私の仕事は難しいことを挙げたらキリがないのですが…。やはり一番は事故防止と労働環境・労働時間の改善ですね。やる気のある社員はどうしても働きすぎてしまうこともあるのですが、人事総務部としてそれは止めなければなりません。インターネット上でタイムカードを打刻するシステムを導入したり、営業車の動きを把握できるドライブレコーダーを取り付けたりと、色々と対策を行っているところです。働きたい人に、働くなというのは矛盾しているように思えるのですが、会社がもっともっと大きくなっていくためには大切なことだと思っています。
- 佐藤
- 皆さん、それぞれの立場から会社についてしっかり考えているんですね。今日はいろいろな部署の方とお話が出来て楽しかったです。
- 辰村
- 一見私たちの仕事は裏方のように見えるかもしれませんが、会社が成長していく上で絶対に欠かせないものです。皆さんのようなスペシャリストがいてくれるからこそ、営業の方も安心して仕事ができるんだと思います。これからもチカラを合わせて頑張っていきましょう。
※取材時
